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人間化する機械と機械化する人間

最近の新聞記事の件。外国人向けの公共的な表示なのだが、スゴイ英語翻訳が結構あるらしい。

例1 小人→dwarf

例2 3両目→eyes3

例1、でいえば、日本はファンタジーワールド?この場合、小人とはしょうにん、で、こびとではないだろう。 子ども料金の表示の中の表現だとおもう。日本の街中に、白雪姫を助けるようなこびと族が身近にいるとは思えない。

普通は、小学生以下をどうやって翻訳するか、が問題(国によって学校制度が違うから意外に難しいけど)。

例2、でいえば、肉眼のことではない、列車の乗り方ことだろうから、Trainの列車ではなく、個々の車両って何といえばいいのだろうか?と普通考える。

これらは、英語力とかの問題ではなく、機械的翻訳をチェックする人がだれもいなかった、その必要も考えてなかったことが問題なわけだ。印刷物や掲示板に載せるのだろうから変更が大変だ。

言葉の意味はその背景から推測しようとするわけだし、こういった感覚は本来人間的なものだ。でも、機械化してしまった人が増えているのだろうか。

だからAI!ってことで対処。それはそうかもしれないが、ますます人間らしい思考力が低下していくことだろう。

今日の新聞記事によると、

「全学生をAI人材に」、なんて記事がある。AIを使いこなし、できれば開発しうるグローバルリーダーを育成しちゃうって理念なのだが、そもそも難しいことはAI任せの風潮の中で、大学の存在意義自体が怪しくなっていると思う。

AIが人間を超えるとき、世の中どうなってしまうか?と、心配するのもいいけど、意識して人間的であり続けることがもっと大切だと思う。

 

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