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小学生の理科 ダンゴムシが教えてくれること

就寝時間前、ささやかな空き時間。面白そうな中学入試問題があったので、子どもに考えさせてみる。その課題はダンゴムシ。
絵から選ぶ、同じ仲間の生き物を探す、簡単な実験とその考察、最後に自然界の中でのダンゴムシの役割について論述。
皆さんは、この問題についてどのように考えるだろうか?
「いかにも子供っぽい」とか。
では、大学で学ぶ法律、経済、金融、会計とか、文系の就職に有利そうな領域は、崇高なのだろうか?
思うのだけど、こういった領域は、変遷の激しい、あてにならない人の共同幻想って側面がありはしないか。
その点、何万年も先であっても、ダンゴムシはダンゴムシだ。
客観的実在、宇宙の一部としてずっと普遍性がある。
じゃ、「なんの役に立つ?」って質問に答えよう。
小さな命あるものに、気を配る倫理性と観察力、自然界の中の大きな役割・つながりに気づく洞察力、そしてマクロな視点で自身を省みる謙虚さ(ヒトも生物の一種なのだから)ってところではないかな。
これらは、人としての経済的生産性とは異なる徳目と思う。
すなわち、リベラルアーツ。
ダンゴムシを軽んじるのはよそう。神は細部に宿る。
これは、本来、建築の言葉だが、生き物ならなおさらである。
で、問題は解けたかって?
全部OK。
塾のせいではないよ。保育園の園庭の隅っこで学んだこと。

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