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2018年9月

女性学長と被篭絡公務員

あの!東京医科大に初の女性学長が就任した。林由起子先生おめでとうございます。
社会的、文化的にも健康なバランスを保って、立派なお仕事ができますように願っています。
一方で、あの!篭絡された政府高官のみなさんだが、”篭絡”されるなんて、公務員として最大の恥辱であるのに切腹はしていないらしい。
”切腹”なんて大げさな表現かもしれないが、幕末に訪れたあるヨーロッパ人が驚いたそうだ。
「この国の役人は、賄賂を受け取るなど切腹に値すると本気で考えているらしい(当時の中国とは似て非なる国として)」、とか。
ところで医学部への女性合格者抑制措置の根拠は、医師としての女性は出産、育児とかあるので使い勝手が悪い、ことにあった。
男の方が使い勝手がよい?のか。というより入学の段階から使い勝手か!医師といえば、最高位の資格の一つだが、入学の段階で労働者としての選別が行われていたわけだ。
男社会は、それほど効率がよいのだろうか?一見効率的のようでも社会総体ではマイナス面が大きいように思う。
厚労省の事例は、をぢさん特有のねちっこい接待文化である。
篭絡とは、最悪の結果であるが、事実上酒席が仕事の裏側として機能し、正当な手続を踏まないやり取りの場になっている。
ほんとに、いるんだよね。酒席が本業以上に重要だと信じているをぢさんが。
仕事が終わったら、とっとと家に帰って、家族に尽くしたらどうか。最近の事例にあったように、大学に圧力をかけて子どもを入学させるより、正当に入学できるように教育すればいい。
そもそも、「仕事が終わっても、まだをぢさん仲間の顔を見ていたい。夜中の2次回までずっと一緒に遊びたい」なんてどういった美意識なのだろう。
もちろん、性的少数派なら特段の考慮をするけれど。
余談、おじさん→をぢさん とした理由は、特有のキモさの表現としてである。
2018.10.03 追記
厚労省といえば、、あの、村木厚子さんが、本を出した。
「日本型組織の病を考える」。
こういった動きを歓迎したい。

小学生の理科 ダンゴムシが教えてくれること

就寝時間前、ささやかな空き時間。面白そうな中学入試問題があったので、子どもに考えさせてみる。その課題はダンゴムシ。
絵から選ぶ、同じ仲間の生き物を探す、簡単な実験とその考察、最後に自然界の中でのダンゴムシの役割について論述。
皆さんは、この問題についてどのように考えるだろうか?
「いかにも子供っぽい」とか。
では、大学で学ぶ法律、経済、金融、会計とか、文系の就職に有利そうな領域は、崇高なのだろうか?
思うのだけど、こういった領域は、変遷の激しい、あてにならない人の共同幻想って側面がありはしないか。
その点、何万年も先であっても、ダンゴムシはダンゴムシだ。
客観的実在、宇宙の一部としてずっと普遍性がある。
じゃ、「なんの役に立つ?」って質問に答えよう。
小さな命あるものに、気を配る倫理性と観察力、自然界の中の大きな役割・つながりに気づく洞察力、そしてマクロな視点で自身を省みる謙虚さ(ヒトも生物の一種なのだから)ってところではないかな。
これらは、人としての経済的生産性とは異なる徳目と思う。
すなわち、リベラルアーツ。
ダンゴムシを軽んじるのはよそう。神は細部に宿る。
これは、本来、建築の言葉だが、生き物ならなおさらである。
で、問題は解けたかって?
全部OK。
塾のせいではないよ。保育園の園庭の隅っこで学んだこと。

フランスと新選組

パリで日本博、ジャポニスム2018が開かれているので、フランスについて書いてみよう。
幕府とフランスの関係は強かった。
たとえば、幕府は、フランスの軍事顧問団を擁していた。
又、フランスの養蚕業が壊滅の危機にあったとき、ナポレオン3世が、蚕の卵を求め、幕府は、膨大な量を提供した。これは、フランスの繊維産業の歴史に残るエピソードである。
繊維で有名なフランスの都市といえば、リヨンだが、ここの技術師たちが、富岡製糸場の建設、運営に尽力している。
戊辰戦争のとき、フランス政府は、結局中立の立場を取ったが、軍事顧問団の一部は勝手に脱走し、幕府とこれを引き継ごうとする勢力とともに戦った。
最終的には、函館戦争、五稜郭の戦いであった。この時、日本最初、そしておそらく最後の共和国、蝦夷共和国が滅んだ。
わざわざこの国に忠誠を示したフランス人たちは、何を志としたのだろう。
榎本武揚は当然として、
土方歳三が、フランス語でやり取りをする場面はあったのだろうか?
土方とフランス人士官たちは、お互いの立場に「義」を見たのだろうか?
今日知ったフランス語がある。
justicier:義侠の士

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