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ラテン語の世界 その38 バスの語源

なぜ、バス(自動車のbus)は、バスなのか?
これも、ラテン語の問題になる。ローマ帝国にバスは走っていなかったので、直接ではないけれど。
omunia、この言葉、万物、全ての人の意味なのだが、ラテン語の場合変化形が多様なので、この言葉だけでも、20パターンの活用形(重複あり)がある。
その一つが、omnibus(オムニブス)、英語なまりであるとオムニバスと発音される。omnibusは、全てのもの(者)に、って意味だ。
オムニバスは、CDとか全作品を編集したものの意味として使われるが、全ての、の意味がつながっている。
で、バスってつまり、この言葉の最後のbusが残ったものなのだ。たしかに、公共交通機関であるバスはそうでなくてはならない。
乗合バスとかで、運転手の方が、車椅子の乗客を援助する様子は、この言葉に即している。バス会社の経営理念もそうであるべきである。
しかし、語尾の三文字が残ってバス、とはホントか?という疑念もあるだろう。
と、僕も少し感じていたが、最近、こんな言葉を発見した。
omnibus=乗合自動車、バス、これはスペイン語である。
ただし、スペイン語といっても、通常は、autobusがバスの意味で使われる。omnibusは中南米の地域限定の表現である。
推測であるけれど、スペイン本土から遠く離れているので、古風な表現が残り得たのではないかな?
以上、マニアックな話なのだけど、語源をたどると時代を超えた重要な意味があるということ、この例でいえば、乗合バスの公共性に行きつく。これが伝えたいことなのだ。

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