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部分社会についてその2 日大アメフト事件2

部分社会話された言葉は、一般社会の言葉に翻訳が必要である。
「潰してこい」の翻訳が今問題となっている。

伝統的な社会の例では、
「育成した家畜を食材用に加工して、特別なもてなしに供しなさい」となる。盛大な村の祭礼などが思い浮かぶ。

今回の件では、人間が対象であるから全く事情は異なっているが、状況を加味した私の翻訳では、
試合の過程上のタックルで相手を負傷させなさい。それが相手のQB(最重要ポジション)なら、こちらが将来的にも相当有利になる」。となる。

試合の過程上の、これが重要だ。この暗黙の言葉で目的も含め免責になるかどうかは、アメフト界の流儀に任せたい。部分社会には、それなりの自律性があってもいいからだ。汚いやり方でもお互い様とか。

しかし、彼は、この含みを読み解けなかったのだろう。試合の流れとは独立してやってしまった(目的は理解していたが)。
コミュニケーション上の不備ではあるが、それ自体が、傷害事件と解釈できる行為を観客の面前でやってしまう背景(場の力)こそが問題である。

アメフトはマッチョなだけ?いや、高度に知的な洗練を伴う競技である。なのに、こうなった。これが部分社会の怖いところである。

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