« 多言語の学び方 その1 クセージュの気持ち | トップページ | リメンバー・ミー その2 お盆と死者の日 »

リメンバー・ミー その1 おおまかな感想

最初はたいして期待していなかったのだが、これほど想定外に心を打たれた映画もあまりない。
舞台は、メキシコ、地味だな、、と考えたことを反省している。
メキシコ人といえば、あのトランプが嫌悪し、壁を作って排除しようとしている人たちだ。
現状、すさまじく治安が悪く、政治の腐敗もはなはだしい。
それは、事実としても、考えてみよう。
だから、家族単位でどうやって生き抜くかが、問われている。つまり、家族の絆は美談というより、生きるすべである。
欧米的な個人主義は、”ありのままに自分らしく”って具合に、日本でも美化されているけれど、それはそれなりの豊かさがあってこそだろう。
と、改めて認識する。
アメリカ的なセレブの成功ぶりも描かれる。これは、対比的に見事な皮肉となっている。ここも、しっかり見ておこう。
日本的な心性にとても、親和的だともいいたい。彼らの死生観は、日本のそれと、とても深いところで共振している。
余談だが、断片的に、スペイン語が登場することも楽しめた。もともと、スペイン語は気になる言語なのだが、いつの日か、スペイン語版も観てみたい。本当に、中に入り込めそうだ。
最後に、特におすすめの人をあげてみよう。
第一に、家族を失った経験のある方。
第二に、いつか死ぬ方だ。
この映画の死者たちは、大切なことを教えてくれるだろう。
 

« 多言語の学び方 その1 クセージュの気持ち | トップページ | リメンバー・ミー その2 お盆と死者の日 »

ファンタジー文学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/448947/73159707

この記事へのトラックバック一覧です: リメンバー・ミー その1 おおまかな感想:

« 多言語の学び方 その1 クセージュの気持ち | トップページ | リメンバー・ミー その2 お盆と死者の日 »