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植松被告と天網工程

NHKがあの植松被告にインタビューして、その主張をテレビ報道した。
 
ところで、この大量殺人犯は、一種の思想犯である。思想といっても、雑な思い込みレベルなのだが、自身の思い入れが報道されることは、本人にとって願ったりかなったりだろう。本人逮捕時のあの高揚した様子を考えてほしい。
 
もちろん、「それはとんでもないこと」である旨の関係者のインタビューが続いていた。その要旨は、障害者の人権思想の必要性と理解している。
また、僕としてもそれはそれで重要と考える。
 
ただ、あくまで一般論として、社会的に認められた価値判断があり、かつ絶対的に正しいとされ、個人の頭の中まで詮索し、誤った考えをあぶり出してやろうとする風潮があるとすれば、いやだな、と感じる。これが国家事業として推進されている実例もある。
 
今中国では、人工知能とインターネットの発展を基に、14億人を監視するシステムが稼働中だそうだ。それは日に日に精度を増しつつある。
犯罪者の摘発には効果大だが、政治の在り方を見る限り、その本領の発揮は、”正しい思想”を持たない人物の特定にあるといってもいい。
なんて書くと、この文章は、中国から閲覧できなくなるわけだ。
 
 
 
 

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