« 赤穂事件の吉良方忠臣を称える | トップページ | お正月とアンドロイド »

ラテン語の世界 その36 liber(リーベル)/自由な

リベラルって言葉は、政治の立場であったり、リベラルアーツとして、大学の教育に関わる言葉としても使われている。
当然、ラテン語からの派生である。
libertas/自由、liber/自由な、libere/自由人にふさわしく、libro/自由にするなど関連語句は実に豊富だ。
こんなものもある。
libertus、liberta これは、解放奴隷の男女の意味。
つまり、奴隷制社会を前提に、これらの言葉が使われていたことを考慮しなくてはならない。
それは、遠い古代社会のことだろうか?
 
アメリカ合衆国が、その建国に際し、古代ローマを意識していたことはよく知られている。
そのとき、奴隷制も継承していたことは歴史的事実であり、リンカーンが奴隷解放宣言をしたのは、1862年、まだ200年にも満たない近代史のできごとである。
日本としては他人事だろうか?
高度な教育を受けた人が、過酷な労働環境の中で追い詰められて行き、うつ病発症や自殺に至る例が実に多いのではないだろうか?
高度な教育って古代ローマなら自由人の典型であるはず。今時の大学って、リベラルアーツがウリのはずだけど。
大元の語源をよく考えてみよう。
 
 

« 赤穂事件の吉良方忠臣を称える | トップページ | お正月とアンドロイド »

ラテン語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/448947/72506591

この記事へのトラックバック一覧です: ラテン語の世界 その36 liber(リーベル)/自由な:

« 赤穂事件の吉良方忠臣を称える | トップページ | お正月とアンドロイド »

2018年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ