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2017年3月

ラテン語の世界 その33 日常の中で、歯と歯科医

帰宅したら、うちの娘が喜んでいる。「奥歯がやっとぬけたよー」

歯が生え換わることは、めでたいことだ。

で、「綺麗にしてあげたい」と、娘が抜けた歯を歯ブラシで洗い始めた。

「じゃ、特別な言葉で感謝の気持ちを言ってみよう」

てなわけで、ラテン語。

「Dens,Gratiam habeo!/歯よ、ありがとう!」復唱させる。

*直訳では、「歯よ、私は感謝を持つ」の意味。

「じゃ、問題。英語で歯医者さんはなーんだ?」

「歯だから、teethなんとか?」

(いい発想だ)

「いや、dentistだよ、densからできた言葉なんだ」

(dens/歯→dentis/歯の、とラテン語は変化する)

「なんで、ラテン語?」

「英語でも、特別な意味を表現する場合、ラテン語が基礎のことが多いんだ」

「ふーん、でも、この”ありがとう”は、サンキューに似てないね」

「英語ではそうだけど、スペイン語なら、gracias。Gratiamに似てるだろ。ついでにこの言葉も憶えておこう」

「ところで、habeoは、英語ならhaveだよ」

(解説)

ラテン語は、マニアックな世界と思われがちだけれど、ヨーロッパの言語の基盤に生きている。この世界に通じると、ヨーロッパ系の言語全般にその理解のセンスを磨くことができる。

3月17日聖パトリックデイの朝

今日は、アイルランドの守護聖人、聖パトリックの日。グーグルの検索ページには、アイルランドのスケリグ島があしらわれている。

聖パトリックの象徴は、シャムロックだ。なので、朝の食卓にも、朝摘みのこの植物をあしらってみた。

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写真の三つ葉の草がそれである。オマケは、バイモユリの花。

みなさんに伝えたいことがある。それは、命あるものの神秘である。

シャムロックは、イラスト等に図案化されることが多いが、ちゃんと命ある存在である。

3月、というのも意味深い。地上に命があふれ出す時期なのだから。

この地上には、命があふれている。そして、それぞれに、意味がある。

聖パトリックが伝えたかったことは、この神秘である、と僕は解釈する。

大人の魔法入門 その1アウラ/AURAの意味

それは、今日の日経新聞(春秋)にも載っている。

「並はずれた技量や信念を持つ人は、強いオーラを放っている」とその最初にある。

何か具体的な特徴など、客観的に伝えられるものではないが、それは心が深い部分で感じる重要な感覚である。

オーラとは英語訛の読みで、語源のラテン語では、アウラと読む。本質をつかむには、語源に遡ることが重要だ。辞書的には、輝き、微風、香などとある。

つまり、未分化の、だからこそ深い感覚の表現だ。心理的印象なのか、目に見えるか、肌で感じるか、それとも香なのかはその人次第。

どうしたらこの魔法的感性を高めることができる?

僕が思うには、知識に頼ってはだめだろう。なぜなら、それはかえって感性を鈍らせるからだ。これは知識(knowledge)ではなく、智慧(wisdom)の領域の問題である。

智慧とは、情報の蓄積ではなく、日常の中ではぐくまれる洞察力であると思う。その育み方は、真っすぐに人と関わる習慣、物事に丸ごとの感覚で向き合う姿勢ではないだろうか?

実際のところ、人を観ないで仕事を見るようなすれた大人ほど、難しい。権威、立場、体裁、損得その他世事への配慮がこの感性を阻むからだろう。

社会的成功例の典型みたいなエリートが、対人的判断を誤り、アホらしい失敗で世の中に報道される事例には、邪なアウラを読めなかったことが多いと感じる。

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