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動物行動学 その1 人と犬の関わりについて

正月中、アシカショーを観た。人間とアシカのお友達関係がほほえましい。けれど、アシカたちは、一芸終わるごとに、魚の切り身をもらっている。

イルカもシャチも同じ。猛禽類の芸もそうだ。一見親密な関係も、常に現物即報酬付きでなければ、維持できない。

そんなところばかり気がつくと、白けてしまうのだが、この点、よくできたイルカショーでは、舞台裏で切り身をもらっていたりする。

飼い犬についても、何か犬にしてもらううえで、報酬でその行動を方向付けることが必要だが、この報酬は、もっと心あるものである。かつ、そんなに頻繁でなくていい。信頼関係こと重要なのだ。

飼い主がほめてやる、それだけで犬は喜ぶ。人間の子どもも同じだ。その時の犬の表情が誇らしげなのは、人間の感情移入だけ?なのだろうか。

そもそもほめられたことが理解しうる認識能力、それは単に知性(イルカは犬に勝るだろう)だけでなく、社会的な感性にも関わるはずだ。

人類とイヌ属は、石器時代からの付き合いがある。狩猟に関わる協業関係であったわけで、異種間契約関係みたいなものだ。

ポインター、セッター、レトリバー、、犬種に関する名称の多くは、その役割分担を表現している。いまでは、愛玩本位であれ、忠誠と保護の関係は持続している。

「このバカ犬ガーァ!」と、トラブルを重ねながらも、飼い犬を最期まで見届けた飼い主は二つの意味で讃えられるべきだ。

一つは、飼い主の務めを果たしたこと、

もう一つは、数千年にわたる人類とイヌ族の盟約を自ら完遂できたことである。

今年も貴方が、そして飼い犬をお持ちならその飼い犬も幸せでありますように!

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