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逆説の社会史 その15 政治と呪術

韓国の大統領が、民間の友人に国家機密に関わる相談をした件で国中が揺れている。その”民間の友人”なのだが、この人って本質は”呪術師”なのだろう。

普通のことなら、直属の諮問機関があるはずだ。

政治と呪術、これは深いテーマで、日本史なら平安時代の陰陽師の活躍が思い浮かぶ。けど、陰陽師は民間人ではなく、れっきとした国家官僚なのでこんな問題にはならない。

韓国だからか?いや、日本の政治家もお抱えの呪術師(占い師の類)が憑いている、失礼、付いている人もいそうだ。

リーダー的な立場の人って、実に孤独であったりして、特別な力に頼ろうとする気持ちもあると思う。

中小企業の社長の立場にある人などの例ではよくある話である。れっきとした国家資格である中小企業診断士より、占い師や新興宗教の方が需要が大きいと推測する。

以前、僕が、ある社長の私室を訪問したとき、そこには大きな中国道教系の祭壇があって驚いた経験もある。まるでオカルト儀式の間であった。

電話帳で臨床心理士を探してもなかなか見つからないだろう。カウンセラーならそこそこいるけど、多くは”スピリチュアル系”であって呪術師の現代版である。世の中の人は、高度な学識より、霊能力の方を信用しているわけだ。基本、ズバリ言ってくれるし。

確かに、ロールシャッハテストで時間をかけて地味な診断するより、タロットカードでズバズバその場で伝えた方がうけるよね。

少年鑑別所、そこには多くのロールシャッハテスト使い(心理系国家公務員)が働いているけれど、タロットカード使いも採用したらどうなるだろう?

なんて、考えてしまうこの21世紀の現実。

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