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子育ての技法 その4 地理と世界内定位

今まで書いてきた自然観察は、子ども的に食いつきがいい。つまり理科は、興味を持たせやすかった。

しかし、社会科は、小学校低学年の食いつきが悪そうだ。とりあえず、地理から初めている。

というのは、生き生きとした経験として、目の前の光景があるからである。

遠出をする際、地図を持っていく。「家はどこ?目的地はここだよ、で、今はどこにいる?」

こんな具合に、目の前の光景と、抽象化された地図を照らし合わせていく。

「これが川、だからもうすぐ川が見えるよ、ほら」

電車で移動中なら、駅名を漢字で書かせてみれば、国語の勉強にもなる。

先にも書いてみたことだが、これが知識の構造化。

知識がごごちゃ混ぜの雑学にならないためには、構造化が必要だ。あと、もうひとつ、それは、”自己の世界内定位”。これが核になって、知識がつながっていけばよいと考える。

例えば、子どもをハッとさせる哲学的質問がある。

「地図を使うとき、いちばん大切なことって何だろう」

僕の答えは、「今、自分のいるところ」である。どんな詳細な地図だって、自分の居場所がわからなければ、使いようがない。

そして、二番目に大切なことは、「方角」。ここで、コンパスを出す。これは、理科にもつながる。しつこくいけば、「N」「S」の意味の語源的解明もあり。

以上、世界内定位に始まる地理の勉強の始まりなのだが、世界内定位って発想を時間的に応用すると、歴史の勉強にもなる。

ところで、おもしろい地理の課題を子どもと試してみたのでご紹介したい。

課題:宇宙から自分の家の前にたどりつくシュミレーション

これ、グーグルアースでできます。

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