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逆説の社会史 その9 株式会社と大学制度改革

法人ってある意味で虚構の産物である。法務局に形式的な登記をすれば、書類審査だけで「生まれる」。自然人とは全く違う「人」である。

でも、法人、特に株式会社の社会的影響力は莫大だ。この活動が、すなわち経済活動が社会の趨勢を決めている。

大学生の就職活動とは、大体の場合、法人に雇用される労働者になることを意味する。どれがブラック企業、とか風評に翻弄されるより、会社法(979条あるぞ)に一般労働者のことは一行も書かれていないことをわきまえよう。

でも、大学生たちは、どれだけこの「人」たちのことを知っているのだろうか?こいつらが人生を決めちゃうわけなのに?法学部法律学科でも、会社法は、通常は選択科目だろう。

大学制度改革をめぐる議論では、あろうことか、この分野、すなわち社会科学を非常に軽んじているが、これって”知的野蛮”(社会学者:P.バーガーの言葉)というべきである。

法人との関わり方は、社会生活上の基本的素養だと思う。今まで通りの教え方、学び方がよいとは全然思わないけど。

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