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2016年4月

ラテン語で日本の人名を考える その1 ルナとレオ

レオくんとかルナさんは、最近の子どもの名前にもなっている。特段ラテン語を意識しないで、子どもに名付けていると思う。

ところが、英語由来のライオンくんやムーンさんは、聞いたことがない。

ラテン語で、レオ、Leoは、ライオンのことだし、ルナ、Luna(ルーナ)は、月の意味だ。英語圏でも、レオさんはいる。欧州の類型として、レオナルドとかもある。

ラテン語の名詞は、女性、男性、中性があるけれども、Leoは男性名詞、Lunaは女性名詞、これも都合がいい。

では、うちの娘に、ライオンみたいな強い名前を付けたい。と、考えたらどうするか?

ズバリあるんです。これが。

Lea(レア)=雌ライオン、当然、女性名詞。

ギリシャの女性名ではあるらしい(ラテン語の辞書に記載あり)。

僕は当て字的なことはあまり好きではないけれど、漢字なら麗亜、とかになるのだろう。

ルーナ・ラブグッド/Luna Lovegood は、ハリポタのキャラクターなのだが、妖しい変わり者(だが愛すべき!)、として描かれている。

そもそも、ヨーロッパの文化では、月には、妖しい意味合いがある。これは、わきまえておきたい。

その点、日本の伝統では、美意識の中核みたいなものだ。月見の習慣だってある。

オマケの似たような話で、日本の人名に、竜、龍を使う場合がある。

竜は、ラテン語で、Draco(ドラコ)、それに、蛇の意味もある。これは日本の人名には難しいだろう。まさか、弩楽子とか、、。

なんたってハリポタの悪役の名前としてもよく知られている。

労働の民俗学 PTAが田植えする光景

子どもが小学校に入学する(当然の義務教育)と、当然に、PTAに加入となる(法律論では任意のはずだが?)。

そして、PTAからいろいろ役務を申し渡される。

その役務として田植えもあった。

昔ながらの村社会で、伝統行事とかあって、住民がそれなりに労力を提供する。って、それは正しい風習と僕は思う。しかし、、、。

みなさん、言っておくけどここ東京の市街地だよ!

PTAとは、戦後アメリカから導入された、”民主的”で”近代的”な、制度のはずだが、相当に日本的にローカライズされていると考える。悪くいうと形骸化した村社会の受け皿にもなっている。

昨年は、PTAの当番で田植えをした。このとき、ドイツ人がうちに滞在していたが、この光景は不思議に思ったようだ。「これって義務なの?」

この労働を説明することはなかなか難しい。

法令に基づいた公の制度の枠の外の出来事なのだから。

でも民俗学の視点からは明快だ。これは、村落共同体の儀式である!

思うのだけど、田植えに関わらずPTAとはとても土俗的な組織だ。

個人的感想では、田植え体験そのものはいいものだけど、先祖伝来の村でもないのに、労働奉仕ってのは、違和感がある。

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