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逆説の社会史 その6 司馬遼太郎が語られる光景

仕事の付き合い上、保守系政治家のパーティにゆく、で、スピーチ上、司馬遼太郎の話題がある。最近の就職面接でも、司馬遼太郎読んでます、というのは受けがいいらしい。

日本とは、日本人とは、って一般的な教養課題のようだ。そこで、注目を集めている作家が司馬遼太郎である。

司馬遼太郎の作品は、実に手ごろなのである。とりあえず名前だけは知ってる人が多いし、中身をピックアップして話題に織り込めば、とりあえず知識人とみなされる。

なので、指導者的な人とか、就職面接を予定する人は、司馬遼太郎を読むとよい。

はなはだしく、活字離れが進む現状の中で、ささやかな教養が注目を集める。これが今の日本の状況なのだろう。

前年、ある会合で、元総理のスピーチを聴いた。トマ・ピケティ「21世紀の資本」読んでるそうだ。今は時の人ではないが、なるほどと感じた。

今年、その会合で、またお会いする機会があった。僕は、司会役だったが、御紹介の際、「21世紀の資本」どうでした?と聞いちゃいそうになったが、さすがに止めた。

総理級なら、司馬遼太郎では物足りないね。

個人的に、司馬遼太郎の小説は読んでいないが、「街道をゆく」は、全巻読んでいる。社会史的には、社会と地域を理解の深める機会となったので、みなさんにもお勧めしたい。

この作品について、不覚にも、電車の中で涙が落ちそうになったことがある。それは、西南戦争で死んでいった西郷軍の若者たちの記述だ。それは、命とともに英単語カードを散らしながら死んでいった彼らの死様。

日本人ならできる!明治維新をもう一度?

日本中、これからはグローバルだぁ、英語だぁ、っていうけれど、当時との「志」の対比は実に鮮明である。

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