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高崎山赤ちゃんザルシャーロット命名事件について

僕の感覚では、とりあえず問題なし。

多数決的に名付けるなんて安易と思ったが、そもそも、園では、毎年第1号の赤ちゃんに最近の出来事にちなんだ名前を付けることを慣例としていたのだから、その指針に従ったまでだ。それに、英語圏の普通の名前でもある。

英国王室に失礼、と抗議が殺到。この件、外からの視線を考慮する感覚も確かに必要ではある。

戦後、昭和のころ、日本を訪れたアメリカ人(又はイギリス人)が、自分の名前”ジョン”が日本では、犬の名前として使われていることに落胆したというエピソードを聞いたことがあるが、それよりマトモな話である。似たような話は、高級自動車のセドリックとか。こっちは日本側が卑屈過ぎる。

この事件を機会に、ヨーロッパ系の名前についてもう少し踏み込んで考えてみてもいいかも。

高校の世界史(ヨーロッパ)を思い出してみよう。チャールズ、シャルル、カール、カルロスとか神聖ローマ帝国皇帝から、各国の王室まで微妙に似た名前があるが、これは皆一つの名前のヴァリエーションだ。

で、ここが重要なのだが、ヨーロッパ系の人名は、このように地域語別の表現に加え、男性用、女性用の使い分けもある。

たとえば、チャールズの女性版が、シャーロット(Charlotte)である。他には、キャロル、キャロラインとか。僕的には、シャーロットって読みより、シャルロットの方が可愛げに感じるけれどそれはいいか。

この赤ちゃんザル、雌でなくて雄だったら国際的にすごく見識が疑われるけれど、それはなかったのでよしとしたい。

そして、応用編。

子ども(人間)の名前として、ヨーロッパ系の名前を漢字化して付けたりする例があるけれど、ヨーロッパ系の名前は性別を伴うことに十分注意すべきだ。そうしないと、少なくとも国際的には”性同一性”の問題がある。

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