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北海道紀行 その4 アイヌ模様の意味

阿寒湖のほとりにあるホテルの展示なのだが、ここのコレクションは素晴らしかった。展示物の質もさることながら、アイヌ文化を内面的にも一覧できるように配慮が行き届いていた。

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そこで文様についてレポートしたい。ただし専門家でもないので、短い滞在で自分なりに気がついたことである。

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特定の文化の産物だから、それなりの様式があるし、意味もある。

コタンの民芸品の作者から伺ったことだが、重要な特徴は、棘状の突起をデザインに含むこと、文様に囲まれた地の部分として、左右対称に”目”を入れること、だそうだ。

これら2例のデザインは、一見対照的な曲線型と直線型であるが、このポイントをどちらも含んでいる。

意味的には、魔除けである。

他の民族にも例は多いが、突起や目に相当するデザインの要素はそういったものなのだろう。とくに、上着の背中の部分なら、防御的な感覚に添うものである。

自然相手の狩猟採集民の生活が、こういった呪力への期待をデザインとして洗練させたってこと、改めて気づかせてくれたのがアイヌ模様だった。

アイヌ模様が、現代的にアレンジされファッション的に活用されていく方向性も良いことだと思う。けど、本来そこに込められた感性への配慮があるならもっといい。

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