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ラテン語の世界 その28 分かりやすい入門書

「ラテン語のしくみ」小倉博行著 白水社

最近読みだした本だが、「ラテン語の世界」を、分かりやすく見通すことができる点で、卓越した構成となっている。

146ページのコンパクトな本だが、読み方、アクセントに始まり、日常の使い方に即す形で文法構造が見えてくる。

軽い、しかし古典の深みはラテン語ならではだ。日常場面で、さらりと使ってみたくなる。

たとえば、「このデザートもっと食べてみたいけど、甘いもの食べ過ぎはヤバイかも?」

この気持ちを、

”Appetitus Rationi Obediant”/アッペティートゥース ラティオーニー オベーディアント

(訳) 欲望が理性に従いますように 

と、心の中でつぶやけば、もっと抑制がきくだろう。

そもそも、ヨーロッパの教育の伝統として、ラテン語の学び方は確立している。しかし、それはヨーロッパ系の言語が身についている人たちを対象としたもので、全く異質な言語である日本語を使う者にとってふさわしいとはいえないのではないか、と僕は感じてきたが、その答えの一つとしてこの本に出会うことができた。

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