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視線の心理学 その2 察知の能力

どこの街でも、自閉症の人や統合失調症の人がいる。それぞれ症状に加え個人の特有の行動があって何気なく視線を向けてしまうことがある。

自閉症の人は、人の視線に気づくことがない。だから自閉なのだ。しかし、統合失調症の人は、時に鋭い。ギンっと視線が合ってしまい、失礼しましたってことになる場合もあったりする。

盛んに独言していて、一見自分の世界にいるようでも、一種の鋭い勘のようなものが働いていると感じる。

「勘」と表現したけれど、この言葉には超常的含みがある。

こんなことがあった。

刑事施設で集団カウンセリングの見学をしたときのことだ。

研修生の一団は、物理的に外から全く見えない仕組みで見学していたが、カウンセリングを受けている一人が、席につくなり「沢山の人に見られている気がする!」と騒ぎ出した。

「まあ、まあ落ち行け」って言われ、カウンセリングは進行していたが、彼がどうして察知できたか、これは通常の「科学」を超えている。

研究するなら、「超心理学」の分野だろうけど、参入には勇気がいるかも。大学の卒論ぐらいなら受容可だろうか。関連する論文とかずいぶんキワモノだろう。

(2014.11.09追記)

11月8日、日経記事(朝刊)によると、大阪大学の研究者がと京都大学と協力し、新たな統合失調症の判別手法が開発されたという。その着目点は、特有の視線の動きである。

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