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神戸の女児殺害事件のプロファイリング

すでに容疑者は逮捕されているが、プロフィールは断片的だ。犯人像について少し考えてみたい。

犯行の容態からして、無秩序で荒廃した人格を感じる。精神疾患としては、古い表現だが接枝分裂病が思い浮かんだ。知的障害と統合失調症が混在する病態である。

ならば、それなりに保護・監督すべき人が必要なはずだが、どうだったのだろう。

被疑者は47歳と報道されている。これだけの事件を起こす以上、先駆的な事犯があって当然だ。ただし、これまでそれを制御できるだけの保護環境が整っていた場合もありうる。

そして、たとえば、親との死別により、一気に生活が無秩序化したなど、生活環境の変化が重大事件に結びつく例もある。

精神面の問題は、実際の犯行遂行能力にも関連する。自動車を使った様子はなさそうだ。相手を脅すにせよ、だますにせよそれなりの言語能力が必要だが、印象的に疑わしい。

夕方の住宅街でいきなり力づくなのか。そもそも、無計画で場当たり的な犯行だと思う。時と場が相当に犯行に有利であったのではないだろうか。

この事件、凄惨で痛ましいばかりでなく、悔しさを感じるのはこの点である。

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