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幼児の経験世界 泣き方の変化そしてヒステリー、自己愛

保育園のイベントがあった。そして、うちの娘のお友達の弟に会った。新生児である。

で、この赤ちゃん、盛り上がった雰囲気に不安になったのか、泣きだした。うちの娘は、「いないいないバアっ!」の技を使ってみるが、なかなか効果がない、、。

なんて純粋ひたむきな泣き方なのだろう(あぁ懐かしい!)。

うちの娘もこんな時代があった、と感慨する。

幼稚園に相当する年代ともなると、泣き方も相当違ってくる。意図的とまではいわないが、”操作性”を帯びてくる。これは、正常な発達の一段階。

操作とは、”○○してくれないと、泣いちゃうぞ”とか、”かわいそうだろ、なんとかしろ”なんて意味合いがあるという意味。少なくとも社会性が芽生えているわけだ。

進化形では、横目でチラッと親の様子を確認しながら実効性を確認するとか。

このレベルになると、将来ヒステリー型の性格になるんじゃないかと心配かも。子ども的未熟さを残しながら、”操作”スキルを発達させるタイプの人である。

大人の世界になれば、いずれ「ダメなものはダメ」って現実に直面するわけだが、日本の文化はこの点寛容ではないか、とも感じる。

最近、問題をしでかした県議会議員がその会見で、異様な号泣をした例があった。さすが、ネットの時代だ。これ、海外メディアでも取り上げられる事態となった。

その結果、もともとの問題(違法性)がかえって見えなくなってしまった。たぶん、かなり未熟な人格面を残していて、高度な演出ってほど意識化はされていないのだろう。しかし、一定の効果があった。これが、この人の政治家スキルなのか。

ウェブサイトを観る。これもまた興味深い。政治家は、「見て見て、このスゴイ私」、こういった自己愛がなくては、務まらないとは思う。だから、政治家一般に、大きな自分の写真を載せることは普通であるし、ポーズなんか決めたりする。

しかし、この人のウェブサイトの場合は、壁紙まで自分の似顔絵で埋め尽くされていた。自己愛の極みである。

結論すると、ヒステリー性、自己愛性が顕著な特徴の方。

さて、子どもの話に戻ろう。

自己愛ってそれだけで悪いものではない。というか、すごい自分のイメージに励まされて子どもは成長するといっていい。

立った、しゃべった、字を書いた!できないことができる、そこで大人は拍手喝さい、子どもは得意になって、さらに挑戦する。

でも、やがて気付く。気付かなくてはならない(テレビのスターとかは別、これを最大限生かすわけだから)。

いつも拍手があるわけじゃない。自分は、特別じゃないってこと。

しかし、だからといって自分が無価値になるわけでない。心の芯に無条件の自己肯定があればいいんじゃないか(ぼくはこれを大きなYESと呼んでいる)。

この大きなYESがあれば人生なんとかなるし、それを育むのが親の務めかな。

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