« 高尾山紀行 その5 樹上のラン セッコク | トップページ | 妖怪ウォッチを批評する~子どもの文化史 »

ゲール語のテイストを学ぶ その11 日本

貴方(日本人を想定)がアイルランドを旅したら、やたらに「中国人!」、「中国人か?」と言われ、うんざりすることもあろう。

そんなとき、I am a Japanese. と答えれば済む。しかし、このサイトに来てくれた方なら、ゲール語で答えてやろう、と考えてくれたらありがたい。

私は日本人です=Is Seapa'nach me' / イス シャポーナッハ メー となる。

これを英語的な語順とすると、Me' is Seapa'nach .

つまり、私がme' で is がイコールの働き(=)、日本人は、Seapa'nach 。

この場合、それぞれの単語は、なんとなく、英語の知識だけで推測がつく。

語尾の「ch」は、ドイツ語ぽい発音で、キレのある「ハッ」、これかっこいいかも。

じゃ、日本は、シャーパンとか?

だいたい、そう!日本は、Seapa'in /シャパイン、、、だけど、ここからがややこしい。

国名によっては、定冠詞のan がつくことがある。

イギリスなら、Sasana/サーサナでいいのだけど。

では、日本は、An Seapa'in か?

いや、さらにややこしい。

文法の規則により、この場合は、Seapa'in が語頭変化してしまう。

文法によれば、定冠詞 an (英語のthe)の次にSで始まる女性名詞(日本は女性名詞なんだそうだ)が繋がる場合、

語頭に、「t 」をつける。

したがって、日本は、An tSeapa'in 。

読み方は、アチャポーィン。「t」のせいで、「s」の音が消えちゃう。なんだかしまらない名前だが、仕方ない。

日本から来ました、をゲール語にすると、

Is as An tSeapa'in me'. イス アス アチャポーィン メー となる。

as は前置詞で、英語のfrom に相当。

関連する余談を一つ。

僕がホームステイした家族で、なんだか神妙に、ジムくん(小学生の男の子)が僕に尋ねた。

「パディーは中国人なの?」(パディーとは、この家族が僕につけたあだ名である)。

背景的には、このころいろいろ事件があったらしい。

僕の答えは、

「ちがうよ、Land of POKEMON、日本から来たよ」。

「POKEMOooooN!」

ほんと、このときのジムくんの目の輝きは忘れられない。ポケモンってそのまま通じるんだね。アニメのおかげで、なんだか敬意を受けてしまったわけ。

« 高尾山紀行 その5 樹上のラン セッコク | トップページ | 妖怪ウォッチを批評する~子どもの文化史 »

ゲール語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ゲール語のテイストを学ぶ その11 日本:

« 高尾山紀行 その5 樹上のラン セッコク | トップページ | 妖怪ウォッチを批評する~子どもの文化史 »