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アナと雪の女王 その8 自分らしさと社会

つまり、Let It Go が受ける社会背景。

日本語バージョンでは、特にこの点が強調されている。

けど、”自分らしさ”って、なかなか把握できない概念だとも思う。そもそも、普通、自分らしさってものをどれだけ明確に把握できているのだろう。

厳密に考えるなら、それを知りたいのなら、個別式の心理検査・能力検査がいい。だけど、雰囲気的に違うとも思う。

社会的な居心地の悪さ、ときには社会的衝突とか、こんな場合に、自分らしさ、が自覚されるのだろう。

すごく意地悪な発想で分かりやすくいうと、それは”こだわり”であり、”不適応”でもある。

もちろん、それなりの事情のある人もいることを考慮しなければならないが。

エルサが、Let It Goを歌う場面、あれって、俗にいうと、「ブチ切れてひきこもる」劇的な場面である。

しかし、このストーリはそれで終わらないわけで、そしてエルサは、これまで以上に社会適応を果たす。実に健康的な話なのである。

心理学ネタで解釈すると、A.マズローの自己実現のプロセス。

これは、現在、非常に影響力のある理論だ。(マトモな)企業の人材活用、産業カウンセリング、コーチングなど、多くはこれをベースにしている。

しかし、本当の自分らしさとは、忍耐をもって社会的現実と向き合うことで造られるものである。

”こんな仕事、自分らしくない”って、転職ばかりしていてひきこもってしまうとか、あまりに多すぎ?就職以前、大学だって、同じような状況と感じる。せっかく入学しても、辞めちゃう学生は、1/8 くらいかな。

 

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