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視線の心理学 その1 いないいないばあ

街角で、後ろ向きにだっこされた乳児、ベビーカーの中で退屈そうにしている乳児など、何気なく視線が合うことがある。

わざと変な顔をしてみたり、時にはあの技!「いないいないばあ」をしてみると大いにウケたりする(アブナイ大人とされないことに注意が必要だが)。

こんな無力な人生の始まりであっても、人間の子どもは人の視線に明敏な感受性を持ち合わせていることは驚きである。また、視線が合わないことは深刻な問題を含みうる。

裏を返すと、ヒトの社会生活上、視線の重要性は際立っている。物理的に、極めて小さな動作であるにもかかわらず。

人間類似のロボットの開発が進んでいるけれど、おそらく視線は最後の課題の一つとなるだろう。

いないいないばあ、は絵本の名前でもある。昭和の時代から圧倒的な版を重ねているが、内容は極めてシンプル。動物たちのいないいないばあの連続だ。それでも、子どもは面白くて仕方がない。

思うに、これも視線に関わる問題だ。もちろん、表情も含むけれど、視線が合ってこそ、表情の意味が加味されるのではないかな。

そして期待どおりに、出会いが続くこと、これが子どもたちのワクワク体験。

視線は言葉以上の情報を含みうるけれど、普段、言葉ほど配慮されていない。それほど、”自然”なわけだ。この場合、自然とは、文化を超えたHuman Nature の意味でもある。

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