« アナと雪の女王 その1 Let it Goで多言語 | トップページ | アナと雪の女王 その3 分析心理学(ユング派)の視点 »

アナと雪の女王 その2 マイノリティへの視点

引き続き、Let it Go なのだが、日本語歌詞(高橋知伽江作詞)では、

「ありのままの姿みせるのよ、ありのままの自分になるの」が重要なメッセージ性を表現している。

それは、自分探しの答え、日本的な、現代的な感じ方と思う。同時に、その背後には、強い不適応感が見える。この感覚を映画に重層するためには的確な表現だ。

以上は、現代若者論だが、別途、思い出したことがある。

以前の職場でのエピソードだ。魔法を使ったわけではないが、この歌詞にピッタリの出来事。

あるおじさん職員が、ありのままの自分になって出勤したそのときの様子、それは女装であった。

妻子もあったらしいが、このアニメの英語歌詞でいえば、The Past is in the Past/過去は過去でしかない、ことになった。

いままでの自分を演じ続けること、それは、Heven knows I tried/私がどれほど試みたか天のみぞ知る、ほどの努力であったと推測できる。

突然の出来事に、周囲は、まさに”FROZEN”(このアニメの本来の題名)となったが、だからといって解雇される理由はない(女装禁止の職務規定はなかった)。退職は別の理由だがここでは伏せておこう。

ともあれ、”性同一性障害”であった。

性的マイノリティをそのまま受け入れる、という課題が日本でも取り上げられているが、このアニメはこういった視点も多分意識しているのだろう。アメリカ発だし。

« アナと雪の女王 その1 Let it Goで多言語 | トップページ | アナと雪の女王 その3 分析心理学(ユング派)の視点 »

ファンタジー文学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アナと雪の女王 その2 マイノリティへの視点:

« アナと雪の女王 その1 Let it Goで多言語 | トップページ | アナと雪の女王 その3 分析心理学(ユング派)の視点 »