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2014年2月

幼児の経験世界 おたすけマニーと道具体験

「おたすけマニー」とは、ディズニー系列のアニメ。修理屋マニーとキャラクター化された道具たちが、街の人々の問題解決(身近な修理)をする話。

これ、地味なアニメだけれど、ヒューマンで教育的、と感じてきた。

何が、「ヒューマン」かっていえば、道具を使いこなすことは、人間「ヒューマン」の原点だからだ。

今日の日経新聞では、子どもたちの「道具体験」の記事が載っていた。「日常を支える科学」って言い換えが的を得ている。

世の中、スマホを使いこなす子どもは普通にいるけれど、ベタな道具を使うことのできる子どもはどうだろう。

「栓抜き」だって梃子の原理の応用だ。でも、「栓抜き」さえわからない子どもがいるとこの記事は伝えている。

親が道具を使ってみせると、子どもは喜んで真似をする。狩猟採集民の子どもは、これだけで生きるすべを学ぶそうだ。

うちの娘は、電池切れのおもちゃのふたをドライバーで開け、電池の容量をチェックし、+-に注意して新しい電池を取り替えている。自分が活躍できることもうれしいらしい。まさに、おたすけマニー体験。

これは、ケダモノから人類になるプロセスみたいなものだ。

そのうちほっておいてもスマホを使いこなし、得体の知れないコンテンツに馴染むようになるのだろうけど、別途、人間化へのプロセスを着実に進ませることが重要と感じている。

そういえば、昔、『ケータイを持ったサル-「人間らしさ」の崩壊』って本があったけどね。

幼児の経験世界 ぬいぐるみで遊戯療法の応用

アニメ、トイストーリー2も困ったものだ。おかげで、ぬいぐるみを処分できなくなった。増えるばかりである。犬キャラだってこんなにある。

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乳児以来の特別な愛着の対象だからそれも仕方ない。そこで、彼らをいっそう活用する手段も考える。

たとえば、言うこときかない子どもへの対処法。

すこし、テクニックがいる。片手でぬいぐるみを持って、生きたキャラのように動かし、腹話術で話す、これである。

そのコツは、親とは異なるテイスト、切り口で働きかけること。ぬいぐるみごとに、妹的キャラとか、兄貴キャラとか使い分ければもっといい。

5歳ともなると、「お父さんと同時に話してよ」とか、突っ込みを入れてくるが、それでも効果的である。ぬいぐるみを介すると普段の親への対応そのままではない。

この技法は、親的にも”教育的”である。一種の別人格を演じることにもなり、いつもと違った考え方や感じ方に気づくこともある。

総括的にいうと、子どもへのアプローチに深みをつけることができる。

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