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2013年9月

ラテン語の世界 その16 カローラ

今日の日経コラム(春秋)は、ラテン語とネーミングの話、詳しくは自動車のカローラのこと。

そういえば、旅先で借りたレンタカー、最初はカローラとは気がつかなかった。今もモデルチェンジが続いている成功した車種と改めて思う。

当時の副社長豊田英二氏が自分で探し出したラテン語だそうだ。

綴りは、「Corolla」。読みは、コローラだが、英語風には、カローラでも問題ないはず。どんな読みをするかも、考え抜いたと思う。

うちの辞書では、「小さな花輪、花冠」とある。ささやかで、かわいらしいイメージだ。

野辺で花を摘んで、輪にして誰かの頭に載せる、こんなビジョンが思い浮かぶ。

と、書いたら、もしかして、と思いついた。

こっちは英語だけれども、高級車種=「クラウン(王冠)」に関連づけられている、、ってわけか。

アイルランド 極上の夏 その18 令嬢の窓

先にご紹介したPunxley Manor(パンクスレーの館)の続き。

巨大な邸宅には当然たくさんの部屋があったはずだが、天井が抜け落ちているので、窓を残した部屋は一階の一部に残すのみだった。

小さな部屋だが、丹念に加工された石組みの窓があった。窓辺に這い上がる蔦が風雪を物語っている。

窓とは想像を喚起する対象だ。

誰がこの窓から外を見たのだろう。”令嬢の窓”、と、勝手に名前をつけた。

Photo_2

アイルランドの辺境の地に栄華を極めた一族は、独立戦争のさなかにこの館から退去させられ、そして館は火炎に包まれる。

最後にこの部屋の住民は、この窓から見えるなじみの風景を慈しんだことだろう。

そして館を出る。ここがそのエントランスである。

Photo_3

正面に大きな松の木が見えた。この木はこの館の歴史を知っているはずだ。

ラテン語の世界 その15太陽とヒマワリ

この花を見ないと夏の気がしない、それがヒマワリ。

Photo

うちでは、今頃咲いている。種まきが遅かったから。でも、花を見るためには、早めに蒔いた方がいい。というのは、台風(強風)に弱い植物だから、すぐ倒れてしまう。

本題。学名はHelianthus(ヘリアンスウス)。

で、ラテン語辞書を引くと、helianthes (植)ヒマワリ とある。大体同じ。というか、学名はラテン語が基本。

辞書で重要なことは、そのあたりの関連語だ。辞書上、少し下にあるheliosは太陽。

ヘリオス、これは、ギリシャ神話の太陽神そのもの。語尾の「os」がギリシャ系の言葉であると物語っている。

大体どこの民族でも、太陽は特別な神がかった存在だ。日本だったら、ヒマワリが「Amatherus」だったりして。

ところで、ヒマワリといえば、英語のサンフラワー、軽いけど気持ちのいい言葉。

でも、どう考えても、helios→Sun は出てこない。が、ラテン語にはもう一つラテン語本来の太陽を意味する言葉がある。これが、Sol(ソール)。やっと少し英語(Sun)に近づいてきた。

英語の中でラテン語のsolを直接受け継ぐ言葉は、solar(太陽の)。そして、いま流行りのソーラ何とかって言葉もあふれている。

応用編を一つ。

アイルランドゲール語で「Solas」って何だろう。

答えは光。

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