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アイルランド 極上の夏 その17 廃墟村を訪ねる

日本ならすぐに草や木にに埋もれてしまうところだが、アイルランドなら美しい草原の中で往時を偲ぶ家々が点在する様子を見る事ができる。

想像力の中で、村人たちの日常に触れてみる。家の石積みばかりでなく、村のライフラインというべき泉など発見できることもあろだろう。

O.R.メリングの小説、それはアイルランドを舞台としたケルト・ファンタジーとして知られているが、「夏の王」には、アキル島の廃墟村が登場する。それが、ここ。

村というより、山、つまりアキル島の最高峰Slievemore(スリーヴモア)、を背にした新興住宅地の跡、といった場所だ。日本なら別荘地でありそうな、、。

全棟南向き、大西洋オーシャンビューである。なぜ廃村になったかって、さしたる理由はなく、もっと利便性のある場所に転居しただけのようだ。

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山腹の高みから大西洋を望む一軒のお宅である。

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背後の山々、この日は霧に覆われていた。というか、まともに山頂が見えない日の方が多い。メキシコ湾流の流れる大西洋に突き出た島であるせいか、標高が高くなると湿った風が直接に、霧や雨をもたらすようだ。

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こちらはアイルランド南西部、Dingle(ディングル)半島の先、Blasket(ブラスケット)島の村。

背後の大きな廃墟は、教会だろう。

こんこんの水の湧き出る泉もあった。近くでキャンプしている人もいて、どうぞ、とペットボトルに汲んだ水をすすめてくれた。

ネーミングしてみよう。「ブラスケット・命の水」。

夏の観光シーズンには、島へ渡る観光船が就航する。また、対岸の本土には島の様子を記録した記念館もある。

文学の島でもある。この島の旧島民から、3人の作家がデビューしているからだ。文学的着想を育む環境とは何かと、考えさせられる場所。

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