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アイルランド 極上の夏 その15 廃屋

たぶん、アイルランドの廃屋は一つの観光ジャンルになりうるし、また、画像コンテンツとしても応用的に期待できると思う。

かつて僕の運営したアイルランド関連サイトがあった。この中で、廃屋の写真を公開したら、 ある日のこと、「すいません、ロックバンドのライブ広告として使わせていただきました」、とEメールをもらったことがある。著作権はさておき、先に知らせてくれたなら、もっと協力の仕方もあったのに、とか、まあいいけど、

その画像がこれ、場所はコネマラ地方Maam Cross 。

Photo_2

草ぼうぼうの中、劇的な、何か差し迫ったインパクトがある家だった。廃屋としてまだ新しく、まだ歴史になりきっていない生々しさがある。

アイルランドとしては小さな家であり、両窓の縁取りなど、意図したデザインもある。往時は”けっこうカワイイ”家だったろう。

一方、こちらの方は、伝統的な様式。

軽く100年以上は経過しているだろうが、もっと相当に古い可能性もある。

長年の風雨が、家の骨格、すなわち自然石とモルタルだけを残した状態。

Photo_4 

確かに普通の人たちが生きた証だが、もはや歴史のエピソードの一つ。かすかな人間の情念の痕跡が、遠いエコーのように残っているようにも感じる。

それは、数百年、数千年単位の時間の流れに乗って、人間の構築物がゆっくり自然に還っていく過程。この超低周波に、静かに気持ちをシンクロさせてみるのはどうか。

時に、ジョークもあり?たとえば、絵葉書で見た例。

それは、中古住宅として、「For Sale」なんて表示がされていたが、中古というより超古。ただし、マジメな話、歴史をウリにした城級の住宅もある。

ところで、日本。

すべての民家の中で、人の住んでいない住宅の割合は、10%ほどだそうだ。

土壁の家など、廃墟になっても趣があったりするが、モダンなタイプはそうはいかない。

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