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大学と就業力について、そしてリベラルアーツ

今日の日経新聞ネタである。日経HRによる「就業力が育つ大学ランキング」が興味深い。

ざっとまとめると、コミュニケーション能力の基盤、と僕は解釈した。ズバリ語学の大学たる東京外国語大学がトップ。ゼミ活動に力を入れる一橋大学は、3位。

このサイトでは、8位の東京大学の上をいく、総合6位(女子大中一位)の東京女子大学に注目したい。

女の子は口が達者だからコミュニケーション能力が高い?いや、それは偏見で、この大学はリベラルアーツに力を入れているからだ。

リベラルアーツってつまり俗には教養なのだけど、古典ギリシャ以来の伝統的な発想に基づいている。

「リベラル」って言葉がポイント。政治的な立場?いやいや、「自由人」、すなわち奴隷じゃない、ってこと。そうすると、凄みがある。

古典的には、高度な言論能力があって人の上に立てる人たちの素養の意味だ。現代的は主体性や協調性、これは今の企業も注目している。

直接的にいえば、プラトンの教育観そのもので、ヨーロッパの大学制度に受け継がれ、日本の大学制度にも伝わったわけ。今では、即戦力の観点から軽んじられているけれど、それは使い捨て労働力の比重が大きくなったからではないのか。

プラトンといえば、哲学なのだが、このリベラルアーツを総括するものが、哲学。

そして、東京女子大学には、なんと「哲学専攻」もちゃんとあるんだよね。

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