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脳科学についてその3 利き目

このシリーズ、話が堅くなったので、「脳科学」ごっこで息抜きをしてみよう。ごっこといっても心理学科の卒論のネタに使うことができるかも。

ところで、先のコメントでご指摘があったように、脳科学は俗名である。だから、脳科学科、なんてどこの大学にも存在しないだろう。

30秒でできる、脳科学ごっこ、あるいは知覚(認知)心理学実験、よろしければご参加ください。

両手を真っ直ぐ顔の前に伸ばしてください。

そして、何か小さなものを見てください。

見えましたか?

では、左目、右目一方づつを交互に閉じて、対象物の見え方を確認してください。

すると、どちらかの目を閉じたときに見えない場合があるはず。

これはちょっと驚きなのだが、誰でも普段どちらかの目を優先的に使っていて(利き目)、もう片方は補助的に使っている、と分かる。

そこで右脳、左脳の機能の違い、つまり、右目は左脳と強く関連しているとか、余計なことを考えてもいいだろう。すると、右目利きの人は、論理的に物事の見ている、なんて仮説を立てられるかも?知れない。

でも、僕の実感として、単純に、視力のある方の目が利き目になっているように思う。科学は無理のない仮説を優先するべき。

ただ、利き目の違いが性格とかものの見え方(知覚・認知のパターン)に「も」関連づけられることを排除するわけではない。

この先はかなり周到な実験と統計処理が必要になろう。

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思想」カテゴリの記事

コメント

今日は。私はなかなか「脳科学ごっこ」とまで砕けられないのですが、感じていることを言わせてもらいますよ。
「脳科学」も言葉です。その言葉がいかに“いかがわしい”性質のものであっても使い勝手がいいから皆が使うのだということは認めざるを得ません。言葉は人々に使われ始めると必ず一人歩きをするようになります。俗語である「脳科学」もまさに一人歩きをし始めています。多くの人に使われることによって“オーソライズ”されるとも言えそうです。そのような言葉は他にもたくさんあると思います。

この名称は本の売り上げに関連するでしょうね。「生理心理学」では同じ内容でも2ケタ売れ行きが違うでしょう。
感じのよく似た言葉は、血液型性格診断が思いつきます。

大げさなことを言えば、近代の世界で一番“出世した”言葉は「民主主義(デモクラシー)」ではないかと思います。
この言葉は18世紀フランス革命以前はきわめて“いかがわしい”意味合いのものだったそうですから。

「脳科学」がなぜ流行るのかを考えてみますと、“科学”という言葉に凝縮されると思いませんか。
つまり「科学万能」あるいは「科学信仰」というものがあるんでしょう。この「科学万能」は“近代化”と歩調を合わせたものだとするともう200年位は続いている「社会現象」と言えそうです。日本だと明治維新以来、いや幕末の混乱そのものがこの現象だったのではないでしょうか。
‥‥もちろん「科学」をネガティブな意味だけで語ってはならないでしょうが。

はい、多くの方が科学の信者となって、スマホのお告げをたよりに生活しています。20世紀には想定できなかった未来社会ですね。

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