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総選挙と政党ネーミング

終わったけど、もう少し書いてみる。気になったこと、それは「新」政党の乱立だ。直前に消えてしまったり、つぎはぎ的につながったり。

そして、ネーミングの貧困さ。株式会社なら、いろいろアリだろうけど、政党は難しい。八方美人的にいけば、「みんな」とか「国民」をつける。要するに、選挙民全ての利益代表となる(ほんとか?)。そうでないとすれば、「非国民」を想定している。これって誰?

とりあえず、「新」。安易な選択肢がこれ。新しければいい、って家電製品か。そもそも、古くなること、すなわち長期の存続を考えていないのだろうか。

さらに一ひねりで、「維新」。龍馬ファンが政治家には多い。当然、明治維新から引っ張っているわけで、いわば明治維新「ゴッコ」である。

佐幕の僕的にいえば、歴史認識甘すぎ、である。話すと長くなるので、詳しくはまたの機会にしよう。そもそも、維新って中国古典(詩経)の言葉である。漠然としたイメージで使ってほしくはない。

あ”あ”「未来」。なるほど、「新」の上を行くわけだ。新しいどころか、そのまま漢字を追えば「未ダ来ズ」。広辞苑を引いてみると、結構古い言葉とも分かる。

しかし、良い意味が含まれている気配は全くない。むしろ「末法思想」関連か。原発事故の放射能が降り注げば、、なるほど、末法だ。あのパステルカラーのおばちゃん、末法到来を嘆いているのかな。

このブログ的には、非常に興味深い。今、皆さんは、「未来」と聞けば、切り開く、とか、輝くとか、非常にポジティブなイメージをこの言葉に関連づけるだろう。

このトレンド、どのように生まれたのか、これってすごく深い問題だ。つきつめれば、一神教に始まる歴史観の問題だから(救済思想)。近代思想史的には、世俗的にヘーゲル→マルクスの路線。つまり、切り開かれる人類史のテーマ。

それはさておき、結論的に、新しい政党を立ち上げようにも、新設可能な基本理念が枯渇しているので、こんなイメージ優先のネーミングが乱立しているのだろうね。

それは、日本的「ぬるま湯」かも知れないが、やたら極端な「原理主義」が突っ走るより良いことなのかも。

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コメント

とうとう日本の政治は選択肢のないものとなってしまいましたね。もちろん2009年以前も選択肢はなかったのですが、なんだかうんざりしますね。政治家は官僚の悪口をいいますが、結局この国は官僚が支えているのですね。日本に政治家は必要なのでしょうか?半分位に減らしても何の問題もないと思います。

新春一番の書き込みありがとうございます。
そうですね、日本の危機を実務的にひしひしと感じているのは、官僚でしょう。
名前を憶えないうちに大臣が替わる状況ですからね。
オマケに、議員の数は減らず、公務員の数だけガリガリ減っている。
「あの島」の海域で職務を全うしながら新年を迎えた人たちもいます。
いつ家に帰ったのでしょうか。

こんばんは。お元気ですか。新年ももうひと月経ってしまいますね。ひと月経っても日本の政治は良い方に向かっているのか悪い方に向かっているのか、私にはよくわかりません。妻がインフルエンザに罹ってしまいました。お体にはくれぐれもお気を付けください。

呼戯人さま、お心遣いありがとうございます。寒暖の差が大きくなってきました。体調に気をつけていきたいと思います。奥様、早く良くなりますように。

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