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総選挙と本当の対立軸

今回の選挙には、本当の対立軸がある。それは、財務省VS全ての政党だ。

公共工事に予算を使うか、福祉に予算を使うか、ごく単純に考えればこの配分が政党間の政策の違いなのだが、いずれにしても予算を使うことに違いはない。

余談だが、笹子トンネル事件は気味の悪いタイミングだった。一方で増えまくる生活保護費。

必要なだけ税金を集めればいい?これは乱暴だが本当は理にかなっている。しかし、どんな政党だって増税には及び腰にならざるを得ない。だって、票があつまらないから。いろいろ理由をつけて先延ばしを計る。

大企業が溜め込んでいる、国には埋蔵金がある、もっと無駄遣いがあるはずだ、とか。

それなりに根拠はあるけれど、決定的なものはない。

そこで、金融。具体的には、国債増発だ。これ、麻薬みたいなものである。始めたら、止められない。

「そんなのいけません、財政規律がめちゃくちゃです」なんて、少なくとも仕事上、本気で向き合うべきは財務省しかない。職務に誠実であるほど、嫌われ者、僕的には、大いに同情する。

民主主義に必然的に潜む危険性は、国債の乱発といってもいい。

といっても、乱発できる国は、信用度の高い、ある意味恵まれた国である。発展途上国は、大きな借金を負うことが難しく、財政規律が意外に健全だったりする。

それほどでもない国が、身の丈以上の信用度を得たらどうなるか、その答えは今のギリシャだろう。盛んなデモ、なんたってデモクラシーのデモである。

今回の総選挙、「未来」って言葉をよく聞くけど、未来をあてこんで未来を食いつぶす意味ある、国債増発は目前に迫っている。

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