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宮古島紀行 その11 仮面来訪神パーントゥ

先の記事で書いた。宮古島ではとりわけ水源地が重要であり、そこは聖なる場所である。とすると、時には、何かがそこから来るのでは。

(以下の写真は博物館で)

Paantoo

地域の祭り、パーントゥ・プナハの主役はパーントゥ(Paantoo)である。島尻集落のそれは、原始の力みなぎるなんとも強烈ないでたちである。。「ピンギレー(逃げろ)」と叫びながら、3人出る。

秋田のナマハゲなど、文化的に洗練されすぎ?って気もする。

泥まみれ、着ているものは、ボサボサのつる草、仮面をつけ手には杖を持っている。そして、やたらに人々に泥を塗りたくる。

赤ん坊だって容赦はしない。というか、聖なる泥なので、むしろ優先だ。

泥、そこがポイントだ。なにしろ、ンマリ・ガー(生まれ井戸)の泥だからだ。

独特の臭気があるらしい。無数の有機物が分解してできたような。

それは、集落の命の根源であり、自然そのもの力に通じている。そして、年に一度、新たに人々に命の源を分け与える役目をこの来訪神は担っている(僕の解釈)。

本来の役目ばかりでなく、最近では、島の観光産業にも彼らは貢献している。パーントゥ・グッズは数々ある。ほかにはないお土産といったらまずコレだ。

以下、冗談。

東京の電車内に複数のパーントゥが乗車したら、、。大混乱になるだろうね。ほとんど、環境テロだ。しかし、そこには、自然とのつながりを再確認せよ、ってメッセージになるかも。

さらに、追記

2012.10.10 TV報道によるとパーントゥが昨日出現した。泣き叫ぶ子どもたちに祝福を。しかし、パーントゥのすっぴん顔まで放映されてしまった。

だめだ、興ざめ。自分の顔にも泥を塗らなくては。

ところで、この祭りの詳しい開催日は毎年土地の古老が決めるそうだ。月の満ち欠けとか、複数の要因があるのだろうか。それは、パーントゥ祭りの謎の一つ。

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