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槙原敬之「アイルランド音楽紀行」の感想

最近、TBS.Ch.で放映された企画の件。アイルランド音楽入門的にも、印象はよかった。音楽の土壌にそれなりに焦点が当たっていたと思う。

紀行物としても、ダブリンから、ゴールウェイ、イニシュ・モア島なら外れはないはず。イニシュ・モア島の小学校訪問がハイライト・シーンだろうけど、彼の音楽性と今一つかみ合わない点が少し残念だった。

個人的には懐かしい映像だった。ゴールウェイは、初めてアイリッシュ・フルートを手にした場所だ。そして、イニシュ・モアでは、ティン・ホイッスルも。古代要塞、ダン・エンガスは驚きだった。とにかくここは、遺跡の宝庫。

アイリッシュ・ダンスにチャレンジ、この企画もいい。テレビで放映されたものは、ケイリー・ダンスの様式で、最近の興行的なアイリッシュ・ダンスと異なり、いわゆるフォーク・ダンスに近いもの。要は、気軽にみんなで楽しむものだ。演奏が生でなかったのは、、惜しい。

彼の泊まった民宿、荒野の中にポツンと立っているそれだが、ここ僕も泊まった(と思う)。民宿のおばちゃんが元気でよかった。この人は、アイルランド初心者の僕を、よくもてなしてくれた。

番組では、ほとんど焦点が当たっていなかったけれど、イニシュ・モアはアイルランド・ゲール語最後の拠点みたいなところだ。

小学校の部屋の壁には、ゲール語表記がいろいろあったけれど、子どもたちは分かりやすい英語を話していた。日常はどっちなのだろう。

アイルランドであっても英語の優越性は仕方のないことだが、立派なバイリンガルであってほしい、これは外国人の勝手な願い。

一番、印象深かったシーン、それは古い廃墟の教会だ(僕は訪問していないが)。こういった場所はアイルランドによくある。古いものほど、パワー・スポットかも。

(別の場所でイメージ写真)

Photo 彼の話では、今でも結婚式に使われることがあるという。真実を誓うには最適の場所?

だから、廃墟とはいえ、今でも、華やぐときがある。アイルランドなら、楽器持ち寄りが結構普通だ。

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コメント

アイルランドのことは、ほとんど知りません。デビッド・リーンの「ライアンの娘」を見たのと、ジェイムズ・ジョイスの
「ダブリン市民」を読んだだけです。他に何か入門書のようなものはありますか?あったら教えてください。

呼戯人様、ジョイスを読んでおられるとは、さすがですね。僕はまだです。
ところで、お奨めは、
①「アイルランド歴史紀行」ちくま書房
②「聖者と学僧の島」青土社
です。①は日本人が書いているので、日本の文芸とのかかわりが面白いです。

アイルランドといえば、エンヤを忘れていました。彼女の音楽は素晴らしいものですね。

呼戯人さんにご紹介したい場所があるとすれば、エンヤの出身地、ドネゴール地方ですね。
日本でいえば、津軽。詩と音楽が大地から湧き上がるような場所です。

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