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宮古島紀行 その9 基本の景観

飛行機が島に近づくとき、「ああ、あれが宮古島!」と初めて訪問する旅行者は、感慨を持って、窓から見る。

島のおおよその陸地は、緑と赤茶色の格子模様のようだ。緑はサトウキビ。赤茶色は土の色。

サトウキビの育成、収穫のサイクルは1年ではない。こっちの畑は収穫期、あっちの畑はこれから植え付け、こんな具合だから、内地の水田のように一度に景観が変わるわけでない。

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いかにも乾燥してそうな大地、加えてサトウキビの緑は、稲の緑より乾いた材質感がある、と僕は思う。こんな違いがいろいろあって、旅行気分の基礎になる。

宮古島の地表の多くは、「島尻マージ」と呼ばれる赤土。これはサンゴ石灰岩の風化によってできたもので、アルカリ性が強いそうだ。この点、本来の植生や、植物の育て方に影響がありそう。

沖縄観光イメージに、赤瓦、白漆喰の民家は欠かせない?が、それほど多くはない。見るならば、島西部の久貝、松原地区がお奨め。貸切できる古民家があったりする。

すばらしいことに、首都圏にありがちな、無理な宅地開発で密接に立ち並ぶ建売住宅、、なんてものは見たことがない(あったら興ざめ)。

じゃ、新しいタイプの民家ってどうか、といえば、自然の猛威に対抗できる要塞みたいな家だ。やたら突き出たひさしも特徴的。内地じゃ見たことがない。

なんたって、生まれたばかりの元気な台風がバンバン襲来する島。この家は実に頼りがいがある。

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伝統民家ばかりでなく、それはそれで、旅行に来た気分になれる。

この建築様式は墓の様式でもある?住居のミニチュア版みたいな墓も多い。このあたり死生観を反映しているのかも。

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