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ヒッグス粒子と哲学の窓

こんな設問を考えてみた。大学入試の論述問題、入社試験、頭の体操、認知症予防プログラムなど、いろいろご活用ください。

〔設問〕

以下の事項につき、任意に1以上を選び、その存在若しくは存在したことの立証手続を論ぜよ

1 神(一神教上の) 2 ヒッグス粒子 3 空間 4 自然数 5 無意識  6 うつ病

7 妖精 8 地球外生命体 9 貴方自身 10 エドヒガンザクラ(種として)

11 今、目の前の机 12 基本的人権 13 隣のおじさんの債務

14 配偶者が不貞した事実 15 会議の険悪な空気 16 平清盛 

17 貴方が子どものころ可愛がっていたぬいぐるみの○○○ちゃん

ものごとの”存在の仕方”は実に多様だ。それは存在、という言葉そのものの曖昧さにあるのだろうか、それとも”存在”自体が多様なのか。

また、それを語る言語の構造も見逃せないし、語る主体の関与の仕方も問題となる。

ヒッグス粒子の存在は、当然ながら厳密な科学的検証の手段で確認されたわけだが、一方、それが社会一般にリアリティを持つこと、これは社会の中にリアリティを生み出す構造があるからに他ならない。

この構造によって、一般の人たちは、錬金術師の賢者の石(これだって宇宙の成り立ちの根本に関わる)よりも、物理学者のヒッグス粒子を信じるのである。

さて、例のダークマター(暗黒物質)はどうなるのかな?

     

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