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ティン・ホイッスル入門 その2

もう4年間、師匠のレッスンをサボっているが、この楽器、もっと普及させたいので記事を書いてみる。

いまだにマイナーな楽器ではあるが、NHKの番組で、田舎のレポートがあったりすると、この楽器がピヨピヨとBGMを奏でることがある。

英語圏を中心に相当な数のメーカーがあるので、音の違いを楽しむのも一興。

Whistle 真ん中は、アイルランドのメーカー、Fea do'gのもの。音色は柔らかい。日本でも、大きな楽器屋さんならたぶん入手可能。

下は、アメリカ、マイケルバーグ製。金属製ではたぶん最高級のモデルの一つ(ちょっと高い)。音色が澄んでいて、高音域でも音が崩れない。安定した音が出るので、ぼくの師匠は、初心者こそこれじゃないかと、言う。

上は、スザート製。とりわけ大きいのは音域、音階の違いだ。これもアメリカ伝来。

タイタニック、ロード・オブ・ザリングスの映画音楽に使われたと聞いている。プラスチック素材なので、かなり音がポワンと柔らかい。

ティン・ホイッスルはD菅が基本だ(写真の中、下)。つまり、レの音から始まる。

と、いうことは、ニ長調でドとファの音に♯が当然に入る。短音階では、ロ短調。

アイルランド音楽は、ドとファに♯が入るニ長調、ロ短調、そしてファに♯が入るト長調、ホ短調がほとんど。

したがって、D菅のティン・ホイッスルの場合、♯なしのドの音だけ例外の運指で対処することができれば、いちいち半音階を気にせず演奏ができる。

これは、かなりの早弾きに対応できるばかりでなく、ティン・ホイッスル独特の装飾音、カット、ロール、クラン、スメアなどを可能にする。

ただ、6つの穴と息の強さでカバーできる音域は2オクターブがほぼ限界。

じゃ、他の調の場合どうするんだい?て質問がある。

対応は簡単だ。D菅以外を使えばいい(楽器として低価格だし)。A管とか、G管とか、C管、B♭管とかいろいろある。この写真のスザート物はA管だ。つまり、ラの音から始まり、ド、ファ、ソの音に♯が入っている(イ長調、嬰ヘ短調)。

世の中には、義務教育のリコーダーの影響で、とにかくド(C)から始まらないと気がすまない、という方もいるが、それならC管である。

アイルランドで日本の歌を聴かせてくれ、なんて言われることはよくある。自分の声で歌うのもいいが、ティン・ホイッスル取り出して、「赤とんぼ」なんて粋だと思う。

うまくいけば、ギネスビールおごられるかも。

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