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宮古島紀行 その2 黎明の空に(市歌)

旅先の情報を得たいなら、市区町村の公式ウェブサイトもいい。そこで宮古島市。

注目すべきは市の歌(市歌)だ。学校のように地方自治体の歌が定められている。宮古島市歌は、副題”黎明の空に”と紹介されている(譜面、音声付き)。

地方自治体として異例だが、麗美な歌詞も奥深い。

「群青の波間、ひときわの光、島建ての神の降り立つところ、、」と詠われている。冒頭が神の降臨、つまり、宮古島伝承の創世神話が題材になっている。

太古の話ではなく、この宮古島の黎明の海を見た者なら、だれであれ一日の創世の瞬間を感じることができるだろう。

世界の国々にあっても、こんな超越的な題材はなかなかない。ここ、人口約5万5千人の規模の地域だよ(1012.6月)。

あと、もう一つ。

市町村が、花とか鳥とか、シンボルを定める。これは普通のことだけれども、宮古島市はかなり念入りだ。

市の木=ガジュマル、市の花木=ディゴ、市の花=ブーゲンビレア、市の鳥=サシバ、市の魚=タカサゴ(グルクン)、市の蝶=オオゴマダラ、ここまで決めるか、市の貝!=スイジガイ

シンボル生物を調べるだけでも、博物学の世界に突入してしまう。加えていえば、スイジガイはマジカル・アイテムでもある。

以上のデータだけでも、豊かな伝承、説話の世界、海から空まで、色とりどりの亜熱帯の自然環境が想像できると思う。

しかし、自然環境につき正直に言えば、海の生態系が相当なものであることに比べ、陸は、湿原、マングローブ林があるとしても、山なし川なし、さしたる森林なしの比較的単純な環境ではある。そもそも、さんご礁が隆起してできた平らな島なのだ。

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