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清涼な深山の風のイメージ フウラン(風蘭)のこと

マニアに言わせたら、「なんだい、原種じゃん」ってことになりそうだが、コイツとは20年位付き合っている。やっとこれだけの風格になった。これは去年の写真だが、今年もつぼみを付け出した。

学名、Neofinetia falcata、江戸時代から注目され、多様な品種もある。園芸品種の場合、偉そうに富貴蘭と呼ばれる。

最近では外国産の近縁種との交配が盛んになっている。古典的かつ、先進的な園芸植物の一面も。

Photo

上品な香りがいい。昔は、この花を籠に入れて道中を楽しんだ殿様もいたそうだ。僕的には、深い、静かな山のイメージが広がる。

この蘭は、セッコクと並ぶ日本の着生蘭の双璧でもある。

つまり、地面に生えるのではなく、高い樹上の枝に張り付き生育する。そこには涼しげな風が渡っていくことだろう。

小学生のときの鮮明な記憶がある。この蘭が、中津川市の街角で、大きな木の切り株(長い風雪を経て風化したもの)に植えられていた。一抱えほどに育っていたが、おそらく数百年物だろう。真っ白な花盛り、それはほとんど神秘的でもあった。

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