« ラテン語の世界 その5 テルマエ・ロマエ 2 | トップページ | 座敷童子(ザシキワラシ)の棲む家 そしてバンシー »

テルマエ・ロマエと日本人(平たい顔族、濃い顔族)

一般論でいけば、日本人(人種上の)=弥生系+縄文系。

この映画では、弥生系=平たい顔族、縄文系=日本人演じるローマ人(いわば濃い顔族)なんだよね。

ここまでコミカルに人種論に踏み込んだ映画というのもスゴイ。ちなみに僕は濃い顔族出身である。

上戸 彩はまさしく弥生系だ。たとえば、仲間 由紀恵を配役するならローマサイドしかない。仲間 由紀恵といえば、沖縄出身なのだが、西南諸島は今でも濃い顔族が非常に優勢だ。

弥生系は大陸系、コンチネンタルなテイストがあり、より古い縄文系は北上する黒潮の流れに関係がありそう。ポリネシアな香りも残る。

古代日本史でいえば、北方の蝦夷たち。その英雄アテルイの顔も彫像(お面?)で残されているが(実写ではないだろうが)、やたらに”濃さ”が強調されている。

ヤマトの側からすれば、これが蝦夷の基本イメージなのだろう。

ところで、ローマ帝国。

なにしろ大帝国なのだから、ローマ帝国人=(南部の西欧系)とは言い切れない。北はイングランド、南はアフリカ、東は小アジアまで含まれていたし、最近の発掘では東アジア人の人骨まで発見された(2010.2.5の新聞記事)。

重要なことは、人種に関わりなく市民権が与えられていたことだ。生粋のローマ人だけで、帝国が成り立つはずはない。それを基礎から支えるものの一つが、共通語たるラテン語。

文明とは、こういうものだろうね。

余談、うちの娘は、よく見ると左右の眉毛がつながりますます濃い顔だちとなった。この点、弥生系の母親は、少しばかり不満を持っている。

« ラテン語の世界 その5 テルマエ・ロマエ 2 | トップページ | 座敷童子(ザシキワラシ)の棲む家 そしてバンシー »

博物学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/448947/45308845

この記事へのトラックバック一覧です: テルマエ・ロマエと日本人(平たい顔族、濃い顔族):

« ラテン語の世界 その5 テルマエ・ロマエ 2 | トップページ | 座敷童子(ザシキワラシ)の棲む家 そしてバンシー »