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真鶴半島紀行

伊豆半島の東、湯河原温泉郷に連なる小さな半島である。古来、日本では、こういった岬が神聖視されてきたが、ここも例外ではない。

半島の付け根にある神社、貴船神社というがここの例祭は「日本三船祭り」のひとつという。

海と人の営みを考える場所、といってもいい。この半島の森は、少なくとも江戸時代から保護されてきたが、森の保護が豊かな漁場の維持に関係する、と考えられていたからだ。これは、古代から伝わるエコ思想に違いない。

だから、この半島の森には、ほぼ原生林の趣が保たれている場所がある。遊歩道も整備されているが、圧巻だ。人の寿命をはるかに超える巨木たち、樹種もさまざまで一本一本に個性が感じられる。僕的には、トールキンが描いた木の精霊たちエント、このイメージが喚起されてしまう。

半島の先端には、聖なる岩礁、三ツ石がある。そしてずっとその先には、伊豆七島が飛び石のように連なっている。と、考えると、さらにスケールは広がって楽しい。

Photo

この半島には、源頼朝の伝承も伝わっている。最初の挙兵(石橋山の合戦)に敗れた頼朝が身を隠したと伝わる”ししどの巌(いわや)”だ。同名の岩穴が湯河原にも伝わっている。

史実は分からない。しかし、少なくとも、この地域の海の民が彼の支援勢力であったことを意味するのだろう。

以下、俗に観光情報。

穴場的にお奨め。但し温泉宿はないと思う(温泉なら隣の湯河原)。ここはやはり海鮮料理だ。豪快なオーシャンビューの宿もある。対岸の夜景も綺麗。

遊覧船もいい。オプション的にカモメと鳶の大群にエサをばらまくのも楽しい(カッパえびせん50円、乗船時に買うべし、窓口販売中)。

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コメント

こんにちは、吉野と言います。

なんかすごくエネルギーを
感じる写真ですね。

素晴らしいです。

吉野様。
コメント、ありがとうございます。
自然のエネルギーを感知することは、心身ともによい事だと思います。
これからも、いろいろ探索していきたいものです。

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