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春を告げる花、ヒメアシナガムシトリスミレ

あまりに花期が早いので、最初は狂い咲きかと思った。しかし、早春の花と判明した。

梅が咲いたらこいつも咲く。こうして三年目。メキシコ産のムシトリスミレである(Pinguicula  esseriana)。

Photo

なんたって、カワイイ。大きな株でも500円玉サイズ。葉も花もパステル調の色彩。小さな株の割には大きな花を着ける。お奨めの食虫植物である。

霜に当てなければよいくらいの耐寒性。日本の夏の暑さにも平気。食虫植物としては、乾燥にも強い方だ。おまけに、葉ざしでいくらでも増える。というか、水やりの水圧で勝手に葉が落ちて、芽が出て株になる状況。

日本産のムシトリスミレの場合、相当に難易度が高いが、こいつは全くの別物である。メキシコ原産とされるが、野生の生育環境はどんな具合だろう。

メキシコ高地の湿った岩場でコケに混じって生えている、と僕は想像している。

食虫植物というと、エグイイメージであるが、ムシトリスミレ類は至って地味である。葉の細かい繊毛に小さな羽虫が着く程度。

ましてやこのサイズだから、捕食の観察などおもしろくもなんともないが、姿それ自体の観賞価値は高いと思う。

屋外に置けない場合でも、日の当たる窓辺があれば育つだろう。ご興味のある方はお試しあれ。

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