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春、新生活入門 ポジションを使い倒すこと

自分とは何者か、なんていきなりいくら哲学ごっこしても思考は空回りするばかり。現実の問題は、社会の仕組みのなかで自分はどこにいるのか、ってことだ。

そこで、エピソードを一つ。

フリーターの人がいた。この人、パパの事業の関係で、この春、めでたく会社の取締役に就任した。

そこで、「ご就任おめでとうございます」ってご挨拶。名刺作りましたか?と尋ねたら、「え”え”ーまだ考えてませーん」。そもそも、会社って何か、考える気もないらしい。だんだん、気まずくなってしまった、、、。

名刺とは、生き方ツールの一つだ。その使い方一つで、どんな人たちとどのように関わるか、その第1歩になる。だから、新生活の裏づけでもある。

もちろん、名刺なんていくらでも創作できる。けど、”取締役”ってのは、重みが違う。なぜなら、会社法の仕組みの中に取り込まれているし、公に登記もされているからだ。この意味で、形式上は上場企業の取締役と同格。

実質、名目のみの場合もありうるけど、嫌でも!権限だとか、義務だとかが付随してくる。だったら、”ウザイ”とか考えるより、脱労働者して、経営者やりたい放題の方がずっと面白いとおもうけどね。

そりゃ、フリーターがいきなり実業家に実質なれるわけないが、肝心なのは役割演技を繰り返すことなんだ。そして、自分も、多くの人も心底思い込ませることができるなら、それは”本物”である。というか、それ以外の本物なんてたぶん、ない。

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