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ラテン語の世界 その1 フィニアスとファーブ

フィニアス君いわく、「”カーペディエム”って言葉知ってる?」

わが耳を疑った。アニメの主人公がいきなり、ラテン語使うかい!いや、そういえば、このアニメこれがテーマなんだよね。

つまり、フィニアスとファーブは、夏休みの一日一日を最高にゴージャスにすることをもくろんでいる。カーペディエムとはまさにそのことだ。

carpe diem. (正確にはカルペ・ディエム)ホラティウスの詩集にある言葉。1000年のときを隔ててアニメにも登場。

carpeは動詞carpo(摘む)の命令形。diemはdiesの変化形(対格)、日を、という意味になる。英語のdayのオリジナル形。英語ならthe dayにあたるが、ラテン語に、aとかtheに相当するものはない。

毎日を大切にしようという積極的な意味がこのアニメの主題になっているが、オリジナルの詩では、もっと憂いがある。

ホラティウスは、こう続ける。quam minimum credura postero.(明日という日に、できる限り信頼を置くことなしに。)

この世の無常を受け入れたうえ、いまこの時を最大限生きろと彼は詠っている。なかなか身につまされますね。これが古典の醍醐味。

さあ、今日できることは今日のうちに済ませましょう。

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