« 公務員と教養 沖縄防衛局長発言について | トップページ | 子どもとの対話 大いなる循環 »

ジャック・アタリ氏講演会(中央大学)メモ その後の検証

「私の予想が当たったとして、私は誇るつもりはない、まず、皆さんが危機に備えることが大切なのだ」と、彼は言った。

米国をはじめとする国家の威信の低下、世界の無秩序化に備え、我々に何ができるかを、自問自答することを彼は薦めていた。

国に頼ってはいられない、これからは自助努力、利他的な価値観の重要性、国家を超えたプライベートセクターの必要性、これらのことがその指針として挙げられていた。

その後、何が起こっているかといえば、日本の大震災。さすがに彼も日本の自然災害までは予測できなかったが、東北のコミュニティーの根強さは世界の賞賛を受けることになった。それに比べ、国家の面目はどうだったか。

アラブの民主化、これは的中だろう。民主化といえば聞こえがよいが、まだ事態は極めて流動的である。民主化というより、無政府化に近い。

ユーロ圏の危機、まさに国家の威信の崩壊。金融機関レベルの経済危機は、国家の財政的存続にも及んでいる。これは、その経歴上、彼自身自問自答する結果にもなっているだろう。

次は、中国経済の内部矛盾の噴出とか、日本国債の暴落とか、ありそうであるかも知れないことかも。

意外に注目すべきは、ブータン王国の幸福度。

では、個人レベルで、今、何ができるか。国際貢献NGOを立ち上げましょう、なんて話以前に、日常レベルでいろいろありそうだ。

とりあえず、目線を低く。たとえば、同じマンションの住民と面識を持っておくとか、深刻な危機ほど、ささいな日常の積み重ねが威力を発揮する、と僕は感じる。

« 公務員と教養 沖縄防衛局長発言について | トップページ | 子どもとの対話 大いなる循環 »

時事問題」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ジャック・アタリ氏講演会(中央大学)メモ その後の検証:

« 公務員と教養 沖縄防衛局長発言について | トップページ | 子どもとの対話 大いなる循環 »

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ