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幼児の経験世界 言葉による探索

今日はひな祭り。保育園のイベントが盛り上がっていることだろう。

ところで、3歳に近くなると、「どうして?」「どうやって?」「これ何?」とか、やたらに質問が増え始めた。話には聞いていたが、こっちも答えに窮することもある。
NHKの番組の影響か、普段の言葉と違う種類の言葉があるらしい、とも気づいたようだ。英語である。
「○○○は英語で何ていうの?」とくる。リンゴならいいが、「まぶた」ってのはすぐに応えられなかった。保育園でも、お友達に教えているらしい。

恐るべき、探究心。生涯で一番勉強するとき、それはこの時期だろう。どれほど幼児期の経験が重要かとも考える。とにかくポンポン頭に入っていく。

赤ん坊でも、探究心が旺盛だ。けれど、質が全く違う。むやみに物をなめまわすとか、とても感覚的な探究心である。

言葉ってのは、ある意味、観念の連合系である。だから、つながりをもって広がっていく。また、「今ここ」の出来事ばかりでなく、過去も未来も語ることができる。また、世界の因果関係も見えてくる。これって、すごいことだ。
具体的には、お約束ができる。今を我慢し、将来に期待することもできる。希望も絶望も観念の世界にあるわけだが、その分大人の世界に近くなる。ってわけで、そのうち悩みごとまで聴いてやらねばならないだろう。

とにかく、この時期は、果てしない探求にとことんお付き合いするべき、とわきまえた。

ところで、哲学者K.ポパーの著作に、「果てしなき探求」というものがある。要は、彼の自伝であるが、原題は、”Unended  Quest”、終わりのない質問というわけだが、この時期の子どもは、まさにこんな感じである。
この気持ち、持ち続けることができるなら、少なくとも、人生に飽きることはないだろう。ポパーは結構長生きしたし。








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