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幼児の経験世界 食育の重要性

昨日、「イヤー!」と食べなかったものを、今日はあっさり食べる、、なんてことはよくある。

だから、「この子は、○○○が嫌いなんだ」って、決め付けることは望ましくない。食材の好みなんて、いくらでも変わりうる。なんたって、幼児は柔軟なのだ。

その理由の一つとして、多くの大人のように、私は○○○が嫌い、とか、言語的に自覚が確立していないからだと思う。その場の感覚的な状況設定が、食べ物の好嫌を決定付けているのだろう。

ところで、大胆な仮説を立ててみよう。

食べ物の好き嫌い(ただし、アレルギー等生理要因は除外する)と、適応力は相関関係がある。

この場合の適応力とは、対人状況への適応力を含む。つまり、食べ物にこだわりすぎるタイプの人は、対人関係にも支障を生じやすい。

どうですかね。このネタ、心理学科の卒論にも使えるだろうか。

子育て論的にいえば、両親世代の食習慣に加え、祖父母世代の食習慣も取り入れた方が望ましいと、提案できる。その方が食習慣に深みがでるからだ。そうすると、将来、生き抜く状況の多様性にもつながるのでは。

こんな話もある。こどもの社会的不適応の最たるものは、少年非行であるが、その少年鑑別所での話。調理係の人が、家庭料理風の献立を作ってもなかなか食べてくれないと嘆いたとか。つまり、非行少年たちはファストフード志向が相当強いそうだ。

まあ、かといって、ハンバーガーを意地でも食べないというのもどうかと思う。要は、余計なこだわりはいらない、持たせないということ。栄養学的”食育原理主義”になることはない。

L.ワトソンいわく。

「人間とは、悪食のサルである」。

人類の楽しみの一つは、多様な食に親しむことができることである。こんな動物、他にはない。だから、極地だろうが、砂漠でも熱帯雨林でも、人類は生き抜いてきた。これぞ適応力。

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コメント

子供の方が味覚が鋭い部分がありますね。米と水の美味しさはチビの方が上手だと感心しています。
何故なら、忍野八海の湧水を飲み比べた当時2歳になったばかりの息子がお土産屋さんのおばさんに
「オバチャンのとこのお水が一番美味しいね。味がぜんぜん違うんだよhappy01

と言って、タダなのを良い事に散々飲んだ挙句、自分の水筒に詰めて来ました。
少し場所が違うだけでミネラル配合が変わりウチのは一番飲み易いと評価が出たのだと教えて下さり、息子の味覚を褒めてくださいました。。周りの方たちも祖父母もw(゚o゚)wでした。
色々な物を感謝をしながら頂く事が人間形成にとても重要だと感じます。      

瀬津喩様さま。それすごいです。
うちの小娘(2歳)にも、水の違いを教えてやりたいものです。
忍野八海、なつかしいなあ。
味覚も大切だけれど、感謝の気持ちはもっと大切!

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