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幽霊事件と呪符

明るいクリスマスネタを書こうと思っていたが、事件があったので書く。都内のとある医療機関で、幽霊事件が発生したそうだ。

婦人科処置室に出るって、水子系か。見える人は一人だけだが、肩が妙に重くなるスタッフが幾人かいるそうだ。この筋書き、ありがちな展開である。また、集団ヒステリーのニュアンスもある。

もう一つ突っ込みを入れるとすれば、水子が祟るから供養するって文化、これはかなり新しいものだと思う。お寺の新ビジネスみたいなものではなかろうか。

面白いのは、スタッフに呪符が配られたことだ(スタッフはおふだと呼んでいる)。手際のよさがすばらしい。これって、会計上、福利厚生費か。

さっそく、呪符を確認できた。厚紙にそれらしい象徴が印刷されている。どっから手に入れるのだろう。ネット上にショップでもあったりして。手軽にプリントアウトされたものではないらしい。

そのコンテンツだが、宿曜(呪術上の星座)と、文字の集まりで作った大きな文字(みたいなもの)が施されている。一応様式に沿ったものだろうが、陰陽道、修験道、また密教でも似たようなものを使う。僕の知識では、どれだか判別がつかない。これは残念。もっと象徴体系が見えるといいのだけど。

医療機関といえば、庶民にとって科学の先端である。しかし、こってり土俗的な呪術も入り込んでいる。なかなかのミスマッチである。

多くの人の場合でも、科学と呪術は整合するわけでなく、それぞれにセグメント化されて、受け入れられているのではないか。つくづくそう思った次第。

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