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幼児の経験世界 驚きの体験(新年に備えて)

もう一年たった!なんて嘆いているとすぐに老化してしまう。それは、経験世界にサプライズがないから。

R.D.レインが言っている。「大人は子どもによって成長できる」。思うに、(精神的に)年をとるということは、知的に驚く体験をしないで済む術をいつの間にか身に着けていることもあるだろう。これじゃ成長が止まる。目新しいことを取り入れる回路を開いておく、意識的な努力が必要だ。

だから、子どもの驚きにも素直に共有することが望ましい。

どこで覚えたのか、「なんてすばらしいこと!」、この言い回しをうちの娘がよく使うようになった。2歳になってから、言葉が爆発的に増えてきたので、混沌とした経験世界がシャープに見えてきたのではないだろうか。

言葉を覚え始めた幼児にとって、月の満ち欠け、路傍の草の穂、街角で見つけたお馴染みのキャラクター、ポケットの中から再発見したどんぐり、つまり森羅万象がサプライズネタである。

かといって、子どもに退行すればいいってわけでもないが、新しい言葉を積極的に覚えていくだけでもいいことだろう。

やはり経験というものは、言葉の体系から心に届くものである。大人になるほどそうだ。単語カードを作ってみてもいいけれど、スキーム、体系重視なら教養書ってのは結構いい。

つまり、大人的実利から離れて世界を見てみる、世界の見方をあえて変えてみる。大人が子どもから学ぶことがあるとしたら、この知的態度。

行きづまった人が、壁をブレイクする機会とか、新しいビジネスのアイデア、すごい発見なんて、これらは忘れてしまっていた子ども心の再確認がそのベースにあると思う。

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